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寝つきが悪い方必見!とにかく即効性のある睡眠薬はこれだ!

「せっかく薬を飲むなら即効性がある方がいい!」

睡眠障害には様々なタイプがありますが、その中でも『入眠障害』に悩まされている方は特にそう思うことでしょう。

では、数ある睡眠薬の中でどれが一番即効性があるのか?気になりますよね。

今回は即効性のある睡眠薬についてご紹介します。

即効性のある睡眠薬はこれだ!

即効性を期待できる睡眠薬にもいくつかあります。

種類ごとに紹介していくので参考にしてみてくださいね。

とにかく即効性に優れたマイスリー、アモバン

睡眠薬は作用時間によっていくつかのタイプに分類されています。

その中でも即効性を期待するのであれば、超短時間作用型のものを使うのがいいでしょう。

超短時間作用型の中でも、マイスリーやアモバンなどは特に即効性がある薬として知られています。

服用してからおよそ15~30分程度で睡眠効果が現れ、0.8時間ほどで血中濃度が最高値まで上がります。

とにかく即効性を求める人にはぴったりですが、その分効果は長続きしません。

3~4時間で効果が切れてしまうので、夜中に目が覚めてしまう『中途覚醒』や朝早くに目が覚めてしまう『早期覚醒』タイプの人には向いていません。

キレの良さを求めるならハルシオン

ハルシオンも超短時間作用型の睡眠薬です。

服用してから10~20分程度で眠気を感じ始め、1.2時間ほどで最高血中濃度まで上昇します。

ただ、やはりこちらも効果は長続きしません。

2~4時間程度で効果は切れてしまうので、まさにキレの良い睡眠薬と言えるでしょう。

また、ハルシオンは睡眠薬の中でもかなり効果が強いとされており、副作用についても懸念の声が上がっています。

作用時間も欲しいならサイレース、ロプヒノール

即効性だけじゃなくてある程度の作用時間も欲しいという方ももちろんいるでしょう。

そんな方におすすめなのが、サイレースやロプヒノールです。

服用してから30分~1時間ほどで眠気が現れ、睡眠効果は7~8時間も持続します。

即効性の面では少し劣りますが、入眠障害に加えて中途覚醒や早期覚醒を併発している方も安心です。

ただし、作用時間が長い分朝まで薬の作用が残り、日中の眠気やだるさなどに繋がる『持ち越し効果』も心配されます。

ちなみにサイレースとロプヒノールは製造メーカーが違うだけで中身や効果は同じものです。

即効性がある=副作用が強い

即効性があるということは、脳に人工的に働きかけ、急激に眠りにつかせる力があるということです。

そのため、長時間かけてじわじわと作用する薬に比べて副作用が強いと言われています。

超短時間作用型の睡眠薬によく見られる副作用としては以下のものが挙げられます。

反跳性不眠

それまで飲んでいた睡眠薬をやめたときに起こる現象で、薬を飲み始めた頃よりもひどい不眠に悩まされることを言います。

これが原因で睡眠薬がやめられないという人も少なくないですし、依存症の原因にもなります。

ハルシオンのように短時間でガツンと効くタイプの睡眠薬を常用していた人に多く見られます。

一過性前向性健忘

少し難しい言葉のように見えますが、簡単に言えば「薬を飲んでから寝るまでの記憶がなくなること」です。

他にも、夜中に目が覚めた時の記憶がなくなることも一過性前向性健忘に含まれます。

なぜこんなことが起こるのかというと、薬が急激に効くことで脳が中途半端な覚醒状態になるからです。

睡眠薬の作用で記憶を司っている『海馬』というところが鎮静されるために、海馬の記憶する能力が一時的に停止してしまい、記憶が抜け落ちてしまうのです。

実際にハルシオンやマイスリーで記憶をなくし、知らない間に食事をしていた、電話をかけていた、ネットで買い物をしていたなどの経験がある人も多数います。

耐性・依存性

長期にわたり同じ睡眠薬を飲み続けていると、体がそれに適応してきて効果が感じられなくなってくることがあります。

これが耐性です。

耐性ができると、以前のような効果を得たいがために服用量を増やしてしまいます。

その量でさらに耐性がつき、また服用量が増え……

これにより依存のサイクルが形成され、最悪の場合重度の依存症に陥ってしまいます。

そうなるとそこから抜け出すのはかなり難しく、睡眠薬をやめようとすると吐き気やめまい、耳鳴りなどの離脱症状が現れます。

まとめ

ここまできてこんな身も蓋もないことを言ってしまうのは気が引けますが、実際のところ薬の効く効かないは個人差によるところが大きいです。

睡眠薬に限らずみなさんにも、例えば市販の風邪薬などでも「この薬は評判がいいから買ったけど全然効かない!」という経験が少なからずあるのではないでしょうか。

同じ超短時間作用型の睡眠薬でも、薬によって少しずつ作用が異なります。

ましてや脳はとても繊細ですから、ほんの少しの薬の作用の違いでも効果が出やすかったり出にくかったりするものです。

薬が効かないからと言って量を増やして無理に飲み続けてしまうと依存に陥るおそれもあります。

合わないと感じたらすぐに医師に相談し、自分に合った薬を見つけてください。

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