超短時間作用型の中でも特に即効性に優れている睡眠薬『マイスリー』。

その効果と副作用のバランスの良さから、様々な病院で処方されている薬です。

そんなマイスリーを、病院に行かずに個人輸入などで入手することはできないか?

そう思う人も少なくないでしょう。

しかし、残念ながらマイスリーは個人輸入では購入できません。

それはなぜでしょうか?

法律で禁じられている!

結論から言うと、法律違反だからです。

マイスリーは「薬事法、麻薬及び向精神薬取締法」で向精神薬に指定されています。

向精神薬に該当する薬は取り扱いが定められており、薬局やドラッグストアはもちろん、個人輸入代行サイトで取り扱うことも薬事法や麻薬及び向精神薬取締法違反になってしまうのです。

そのため、マイスリーを入手するには病院で処方してもらうしかないのです。

ジェネリックも禁止

個人輸入が禁止されているのは先発品だけではありません。

マイスリーのジェネリック「ゾルピデム」も、同じく向精神薬に指定されています。

当然ですが、効果が同じ薬を許可していれば規制の意味がありませんからね。

つまり、ジェネリックであってもマイスリーのように薬効の強い睡眠薬を個人輸入で購入することは不可能なのです。

個人輸入で買えるのは安全性の高い薬

どうしても睡眠薬を個人輸入で購入したいのであれば、向精神薬に指定されていない薬を買うしかありません。

デパスやアモバンは以前まで個人輸入が可能でしたが、2016年10月から向精神薬に指定されたため、現在は個人輸入が禁止されています。

2017年7月現在の時点で個人輸入できる睡眠薬は、ロゼレム、ハイプナイト(ルネスタジェネリック)など、薬効が弱めで安全性の高いもの。

その他、睡眠薬ではありませんが不眠に効果的な薬でいえば、睡眠改善薬のソミナーや抗不安薬のバスピン、不眠改善サプリのメラトニンなどです。

いずれにしても、強力な睡眠薬は個人輸入であっても手に入れることはできません。

個人輸入にはリスクが付きまとう

インターネットから簡単に薬が購入できて便利な個人輸入ですが、もちろんそれなりのリスクが伴います。

個人輸入で購入した薬の半分は偽物と言われています。

偽物の薬を製造している現場は衛生的にも問題がありますし、品質管理もずさんなことが多いです。

自分の体の中に入れるものですから、何よりも安全性を優先してくださいね。

まとめ

睡眠薬の入手方法として、一番良いのはもちろん病院で処方してもらうことです。

しかし、忙しさや距離の関係でなかなか病院には行けないという方もいるでしょう。

個人輸入のリスクを理解した上で自分に合った薬を正しく服用するのであれば、個人輸入を利用するというのも一つの手です。

おすすめの個人輸入代行サイト

せっかくなのでおすすめの個人輸入代行サイトを紹介しておきますね。

私も以前、こちらの『まこと薬局』さんを利用するにあたっていくつか問い合わせをしたのですが、対応がとても良く安心して利用できたのでおすすめしておきます。

個人輸入代行サイトでは珍しくクーリングオフも可能なので、自分に合った薬を見つけるにはぴったりのサイトです。